使われていない民間の空き地や樹林地の貸し借りを仲介する制度を、柏市が始めたという記事を、東京新聞のウエブサイトで見つけた。
制度は、「柏市の庭」と「貸す庭」とをかけて「カシニワ」制度といい、未利用の民有地を借り手に「地域の庭」として公園のように手入れしてもらうための仲介をするもので、全国でも例がないという。
土地の利用方法は、空き地では自家菜園やガーデニング、運動場など、樹林地では里山としての手入れなどを想定。一般開放もしてもらう。耕作放棄地や農業利用は対象外とのこと。
一定の市民ニーズを踏まえて、こうした制度の創設に踏み切ったのであれば、同じようなニーズが千葉ニュータウンでもあるかもしれない。柏市での取り組みを見守りたい。