印西市長選公開討論会

6月23日「印西市長選立候補予定者公開討論会」を小紙主催で開催しました。
 
 ここで、少し(大幅に?)遅くなりましたが、公開討論会を開催した時の思いというか、狙いのようなものを整理しておきます。

 6月23日、小紙が中心となり「実行委員会」方式で印西市長選公開討論会を開催した。
 定員150人といわれる会場には、明らかにそれ以上の人たちが詰めかけ、山﨑、板倉両候補の市長選に向けての政見表明に熱心に耳を傾けた。
 今回の討論会で心がけたのは、会場に来られた多くの方がなるべく冷静に、公平に両候補の話を聴くことのできる環境を提供することであり、それに徹しようと思った。「雑音」は極力排し、自分の目と耳だけで両候補者の主張、姿勢、人柄までを見取って、その判断を7月8日投票用紙に反映させるのを理想と考えた。
 両候補者には、当日話していただくテーマ(設問)を予め提示し、それぞれ準備をしていただいた。お二人とも、用意してきた原稿を読み上げる時間が多く、また質疑応答の時間を設けなかったこともあってか、来場者からは「物足りなかった」「質疑応答があった方がよかった」「突っ込み不足では?」といった声が、アンケート用紙に書かれていた。
 これらの声は事前に予想していたことであり、このような感想が出てくるのはよく理解できる。
 しかし、今回の討論会を企画しながら考えていたのは、最近はむしろ選挙が「騒がしすぎ」「ツッコミすぎ」なのではないかということだった。いろいろな情報が氾濫し、結局のところそうした情報に影響されて、皆の投票行動が過度に一定の方向に「誘導」されることがなかったといえるだろうか。例えば、2005年の郵政選挙、2009年の「政権交代」選挙等々・・・・。
 人口9万人の市の首長選挙は、国政選挙とは違うといえば、もちろん全然違うが、それでも氾濫する種々雑多な情報が、有権者の健全な判断力を曇らせる傾向がないとはいえないだろう。
 少なくとも、日頃顔を見かけたり、何かのイベントに来賓として顔を出したりという身近な存在が市長の座を争う選挙では、有権者は直接(メディアを通さず)、自分の目と耳で候補者の考えや人柄に触れ、自分なりの判断(好き嫌いを含めて)を下すことができるのである。そして、公開討論会というのは、その意味で絶好のチャンスなのであり、なるべく余計な「雑音」「解説」「ボケ」だの「ツッコミ」だのを入れずに、有権者が候補者の声や表情に直に触れることを重視した。
 「物足りない」「突っ込み不足」等々の残念さを晴らす機会は、公開討論会以外にいくらでもあるだろうから。

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