プロ野球選手会に拍手 WBC不参加決定

 NHK夜9時のニュースで「プロ野球選手会がWBC不参加を決定」を報じていた。

 WBCの運営があまりにも米大リーグに有利になっていて、このままでは将来の日本のプロ野球のためにならないというのが理由だという。収益金のようなものの分配が圧倒的に大リーグに行くようになっているようで、大リーグ側の言い分として、出場全選手に保険をかけるなどのコストも引き受けているので、必ずしも不公平ではないという言い分も紹介されていた。また、加藤コミッショナーの、「WBCに対するファンの期待を裏切るな」といった、選手会の決定に対する批判めいた談話も発表されていた。

 しかし、公平か不公平かは参加各国の野球関係団体の総意で決められるべきで、報じられた内容が事実だとすれば、これに日本側が不満を持つのは当たり前、後は、コミッショナーをはじめとするWBC運営に関わるリーダーたちがどれだけシビアに相手側と渡り合い、日本側が納得できる内容まで改善させられるかどうかの問題だ。

 そもそも、政治や外交の世界でも、スポーツの世界でも、日本がルールづくりにきちんと参加できず、アングロサクソン国にルールを決められたり、強引にルールを変えられたりといったケースが多すぎる。スキーのジャンプで日本勢がメダルを総なめにした頃、突如としてスキー板に関する国際ルールが変えられてしまい、その後日本勢は鳴かず飛ばずとなってしまった例など、日本ではルールづくりの交渉に当たるリーダーたちがだらしないから、一生懸命頑張っている選手たち現場の努力に報いることができないでいる。

 WBCの場合も、コミッショナーたちは、自分たちのふがいなさから、選手会がこのような決定をするまでに至ったことを認め、猛反省し、大リーグ勢と毅然として、非妥協的に交渉し、日本の「国益」を守る外交交渉に当たるべきだ。それができないリーダーは、全員辞めればいい。

 後から、下記のブログを発見。プロのスポーツ記者の目でこの問題をとらえている。
 http://dezakia.iza.ne.jp/blog/entry/2766143/

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